タワーマンションの大規模修繕の問題と対策

タワーマンションの修繕

難しいタワーマンションの修繕工事

大規模修繕が難しい理由

タワーマンションの大規模修繕はとても難しいです。
理由は工事の過程にもあるのですが、それ以前に区分保有者の合意をとるのが難しく、上層階と下層階の違いで意見が合わなくなるそうです。

上層階と下層階とでは売買価格が違うことと、床面積で積立金が違います。
それでも決議票は1票は変わらないので、どうしても上層階の方が損をした形になってしまいます。

この下層階と上層階の大きな差はタワーマンションならではのことですので、区分所有法ができた数十年前にはタワーマンションの概念はありませんでした。
ですので普通のマンションと同じような区分所有法での決議は不公平をもたらしてしまうのです。

このように法律の面でも問題が生じてきています。

高層階のデメリット

タワーマンションは高層階になればなるほど売買価格が高くなります。
高層階の景色は所有者になれば独り占めできます。
しかしその分修繕工事は難しくなっていきます。

まず修繕するにあたっての診断が難しくなってしまい、特に外壁などの診断が不可能になってしまうこともあります。
その場合には1番時間のかかる工事を想定して計画を立てなければならず、更に高層階の工期は難易度が高い為長くなる傾向にあります。

高層階の方は設備の重要度が高い為、工事などで使えなくなった場合には、生活に大きく影響します。
ですので高層階に住んでいる方ほど大規模修繕工事は大変なものになっているのです。
この為、下層階と高層階での意見が合わなかったり、温度差が生じてなかなか修繕の合意を得られなかったりするのです。


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